旅行前の注意
旅行前の病気の予防及び注意事項

海外旅行時には、時差や気温の変化、天候の違い、それに長時間の飛行などにより、体にも心にも大きなストレスがかかります。
このため時として思いもかけない健康上のトラブルをおこすことがあります。異国の地での病気ほど寂しく、つらいものはありません。
できるだけ旅行先での健康上のトラブルは避けたいものです。
まずは旅行前に備えられることに万全を期しましょう。
【持病のチェック】
出発前から体調が悪いと抵抗力や集中力が落ち、病気やけがをしやすくなります。出発前から体調を整えることは病気の予防にも大切なことです。
まず自分の健康状態を確認しておきましょう。
心臓病や腎臓病、糖尿病などで普段から薬が必要な人は、旅行にも必ず薬を持参してください。
また、万一旅行先で症状の悪化や合併症を起こした時に備えて、診断書と薬の処方量を英語で書いてもらっておくと役にたちます。
旅行先や旅行期間、現在の病気の状態に応じて主治医の先生と相談してください。
主治医の先生に直接書いてもらえる場合は問題ありませんが、英文診断書にあまりなじみがない医師もいらっしゃいますので、簡単な紹介状をお持ちいただければ、長崎医療センターの海外旅行外来のように一週間以内に英訳してくれるところもあります。
また、外国で医療を受けると、非常に高額になることが一般的のようです。
海外旅行者保険への加入をおすすめします。
見落としがちなのが虫歯の治療。
多くの海外旅行者保険は歯科治療をカバーしていないために、運悪く海外で歯のトラブルに見舞われると高額な治療費を要することになりかねません。
歯科検診もやっておいたほうがいいでしょう。
メガネ、コンタクトレンズのトラブルもよくあることです。忙しい旅行中にあたふたしないように一対の予備は必ず携行しましょう。
【予防接種】
予防接種には2つの側面があります。
一つは入国時などに予防接種を要求する国(地域)があるので、旅行のために絶対必要なもので、もう一つは日本にはない感染症に海外で感染することから自分を守るためのものです。
<ワクチン接種を要求される場合>
黄熱ワクチンは、特定の国では入国の際に接種証明書を提示しないと入国できません。
主にアフリカの熱帯地域や南アメリカの熱帯地域の国々です。
これらの流行国からインドや東南アジアの国へ入国するときにも要求されますので、帰国時の乗り換えの時に必要になる場合もあります。
また、長期滞在の場合、入学の条件として予防接種を要求される場合もあります。
これらの予防接種は受けていないと旅行や入学が不可能になり、接種が絶対必要です。
【自分を病気からまもるため】
外国では日本に存在しない病気が流行していたり日本にいる時より感染する危険が大きい場合があります。
このような病気を予防するために、予防接種を行うことができます。
このようなワクチンは、渡航先や渡航期間、渡航先での活動内容によって選択してください。
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